母乳やミルクだけを飲んでいる赤ちゃんを見て、脱水症状を起こさないのか、喉は渇いてないのかなど心配になるママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、赤ちゃんにとって水は必要なのか、いつから飲ませてあげたらいいのかについてご紹介します。
赤ちゃんは生まれてすぐ母乳やミルクを、水分や栄養補給として飲んでいます。またこの時期の赤ちゃんは、数時間ごとに授乳の時間がありますので、 特に他の飲料水を飲ませてあげる必要はありません。
つまり、母乳やミルクで十分に育つ事が出来るのです。 ただし、赤ちゃんの状態によっては水分を補給してあげる必要がある時もあります。例えばお風呂に入った後や、 汗をたくさんかいた後などは、体の中の水分が多く消費されています。
そんな時には、授乳をした後に少し水を飲ませてあげるといいでしょう。 授乳の前に水をたくさん与えてしまうと、どうしてもお腹がいっぱいになってしまうため、食欲もなくなってしまい授乳に影響を与えてしまいますので注意したほうが良いです。
赤ちゃんに水道水をそのまま飲ませてはいけないのは、水道水の中に塩素やカルキなどの体に良くない物質が入っているためです。
この物質は人体に影響がある程の量は入っていませんが、赤ちゃんの内臓はまだまだデリケートな状態であるため、下痢をしてしまう可能性があるのです。
赤ちゃんに水道水をそのまま飲ませても大丈夫という時期は特にきまっていませんが、目安としては内臓がしっかりと発達する1歳ぐらいから 飲ませるのが良いでしょう。
ただし1歳を過ぎても水道水をそのまま飲んで下痢をしてしまう事もありますので、体調を見ながら与える必要があります。 また長い間使用していない水道水や古いマンションや井戸水では、水が汚れている可能性もありますので煮沸させてから与えるようにしましょう。
現在では様々なお水が市販されていますが、赤ちゃんに与える水は安全性を特に重視しましょう。
安全性を重視するとは、不純物が取り除かれていて、ミルクの栄養を妨げないで、アレルギーなどを起こさない水を選ぶ事です。
水に不純物が含まれていると、下痢や便秘の原因になったり、アトピー性皮膚炎になったり、発育不良を起こしたりする場合もありますので注意が必要です。
これらの事をふまえて赤ちゃんに適している水は、ミネラルウォーターです。ただしミネラルが多く含まれている水は、 消化機能が未熟な赤ちゃんにとって負担になってしまう可能性もありますので、ミネラル成分が配合されていないものを選ぶ必要があります。
さらに安心して飲めるのが、ピュアウォーターです。ピュアウォーターは、水の中の不純物を99．9％取り除いているため、赤ちゃんでも安心して飲ませる事が出来ます。
